今日はＯＵＺＯＵの「おうぞう」をお客様にお迎えしておしゃべりです♪
村長：	「うさぎ小僧」なんですが、不思議な存在ですよね。ふたりでひとりなんですか？
おうぞう：	ふたりでひとり...というか、個々それぞれぞれの存在なのですが、繋がっている存在っていう感じですかねぇ。うさぎ小僧以外にも色んな小僧がいるし。うま小僧とかあんこう小僧とか、最近ではひよこ小僧なんていうのも、描いてます。
村長：	繋がっている、繋がって一緒にいる、そんな感じなんでしょうか。まあ、ひとりじゃ寂しいですからね。 小さな雨で植物の芽が喜んでいるみたいで、なんかとっても深い意味を感じてしまうんですが、おうぞうとしては何を表したかったんですか？
おうぞう：	「発見」かな。 もっといえば、近くにありすぎて、見えなかったものを見つけた喜びみたいなもの、ですかねぇ。
村長：	うんうん、うさぎ小僧は小さな葉っぱを見つけたんだ！それに、それを育てている雨や雲も見つけて、見守っている・・・ そういえば、おうぞうの絵には涙や水が多いですよね。その割りには湿っぽい感じはなくて、いつも不思議な絵だなあって思っています。
おうぞう：	小僧シリーズでは、特にいわれるのですが、おうぞうの絵は、見た目はキャラクター的なものだけど、見る側によって、これらは色んな見方ができるようです。小僧はいつも無表情で無垢な目をしてるし、動物たちは何かものさみしげな目をしてるし。見る側の意見を聞いて、いつも何かに気がつかされています。 涙や水が多いのは、普段出し切れていない自分の本質的な部分を絵に託しているからだと思います。はっぱとかもそうですね。 とかいいながら、描いているときは、割と何も考えてません。（笑）できあがった絵をみたり、色んな感想を聞いて、色んなことを感じていますが。
村長：	見る人の想像力を刺激するんでしょうねえ。そこが魅力なんじゃないかな。

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