25日目　05.7.7

早朝からベランダにいつもの２羽連れが来て、スブタもさかんに鳴き返している。
いろいろな声があって、きっとそれぞれ意味があるんだろうな、と思う。
いったい、何て話し合っているんだろう。
あいつら夫婦かな。自分達の子供もいるんだろうか。

会社の人がアリを集めてきてくれたので、それを出してあげたけど、
クロオオアリは、ちょっと食べ倦ねている感じ。
ハコベをプライヤーで挟み、持ち手の部分を輪ゴムで止めて、水を入れた容器に入れてみた。
これならハコベも持つし、ちょっと引っ張っても抜けずに葉っぱだけ取ることができて、なかなか調子がいい。

ベランダのスズメとも、かなり仲良くなった様子。
前は、怖がってるのか怒ってるのか、なんだかよく分らない鳴き声も出していたけど
今日は、可愛くピチュンと鳴き交わしたりして、向こうも網戸の側までやってきて
なんていうか、まるで深窓のお姫さまとの逢瀬をしてるみたいだ。

夕方日没近くなって、新しいことに挑戦をし始めた。
最近のお気に入りの稲穂の藁の場所から、天井近くを這わせているポトスの枝目指して
何度も何度も飛んで行こうとする。
鳥って、飛ぶことは飛べても、思った場所に止まるっていうのが意外と難しいのかもしれない。

近くまで飛んでいっては、何かが上手くいかないのか、ホバリングしてUターンして元の場所に戻ってしまう。
ん〜、エースコンバットとかのゲームでも、なんてったって着陸が一番難しかった。
着陸はまだいいけど、なんたって難しいのが空母への着艦。
飛行機の操縦で着陸が難しいのと同じで、鳥も着地が難しいんだ。
まして、自分のいる場所より高いところで、細い物に止まる、しかも夕暮れで薄暗い。

６時半頃から２〜３０分もの間、何十回も繰り返した。
少しは目安になるかな？と思って、私が枝の下にいて、応援する。
まるで、子供が自転車の補助輪を取った時や、泳ぎの練習をしている時みたいだ。

そのうち、だんだん近くまで来れるようになり、葉っぱに止まったり、
ポトスを引っ掛けているヒモに不安定に止まったり、時々、成功するようになってきた。
思わず拍手。一度成功したって、完全とは言えないので、その後も何度か挑戦。
最後は、自分が思っていたポトスの枝に止まれたらしく、そこで顔を身体に埋めて寝てしまった。

暗くしたあげようと、ダンナにフィルムを包む黒いビニールを持ってきてもらったんだけどぜんぜんダメ。
結局起きてしまって、あちこち飛び回り、仕方ないので、いつものカゴに入れるハメになってしまった。

＜本日の食事＞
雑穀　ミルワーム　アブラムシ　アリ　ハコベ

26日目　05.7.8

夕べ、あれほど悪戦苦闘した天井近くのポトスの枝も、コツを掴んだのか、
もう今朝は、一発で自由に飛びついている。大したもんだ。

先日、夜寝かせているハムスターのケージを覗きこんでいたので、昼間はカゴの上部をはずしておくようにした。
そうしたら、ケージの底に敷き詰めてある干し草が気に入っているらしく、それを運びだしている。
いったい何をしているんだろう、と見ていると、干し草の中にエノコログサみたいなのの干したものもあって、
それを食べてる！
おい、そんなん食べていいのかよ、などと思うのだけど、中に種でも入っているのかな。
そのうえ、そういう草を、例のお気に入りの稲藁の場所に運び込んでいる。
もう、巣作りの練習かい？　要するに、お母さんゴッコみたいなことをしてるんだろうなあ。

ベランダに来るスズメたちの、人間?関係も、なんだか不思議というか‥‥
すごい声が聞こえてきたので、驚いて見に行ってみると、例の２羽が餌場で争っている。
仲良く一緒に食べているときもあるのに、結局１羽の方は、諦めて下に。

もしかして、彼等の間で意見の相違があったとか。（まさかねぇ）
1羽はいつも、餌場でバクバクぱくついているし、1羽は、そっとスブタに近付いて
心配そうな視線を投げていたりする。

「ねぇ、アンタ、あの子なんだろうねぇ。あたしゃ心配だよ。」
「よせ、放っておけ。うちはうちで手一杯なんだ。」
「そうは言ってもさぁ、同じスズメじゃないかぃ。
　ちょっとなんだいアンタ！自分ばっかり食べてて」
「うるせぃ、そんなん言うなら、お前は下で食べろ」
「なんだって〜(｀_´#)gzpzz&%$'&%!#」「$&#pchzpcppkkk＼(><＠)／」

「おばちゃ〜ん（´ｏ｀;;;） 」

なんてねぇ‥‥‥

梅雨明けはまだかなあ。

＜本日の食事＞
雑穀　ミルワーム／（おやつ）アリ　小松菜　ハコベ　ポトスの葉