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| フォトショップなどの大きなファイルはインターネットで送るのは大変なので、MOなどのディスクメディアで送ることになります。そんなときに活躍するのがＭａｃ ＯＳに標準でついているPC Exchangeです。
Ｗｉｎで読み込めるディスクは基本的にMS-DOSフォーマットされたものだけなので、ファイル形式などをどんな風に変えても読み込むことはできません。そこでなにはともあれ、ディスクがDOSフォーマット（初期化）されている必要があります。 Ｍａｃは、PC Exchangeがインストールされていれば、Ｗｉｎ用にフォーマットされたディスクでも読み込むことができるのです。そして、そのファイルを開くことのできるアプリケーションソフトがあれば、開くことができます。 つまり、Ｗｉｎユーザに渡す可能性のあるディスクはDOSフォーマットしておく、というのがＭａｃユーザにとって必要なことなのです。今やＭａｃユーザは少数派ですしね。 このことは、フロッピーでも、MOでも、CDでも、同じことが言えます。 初期化は、ディスクを選択した状態で、ファインダのメニューバー＞特別の中にある「ディスクの初期化」で、初期化することができます。初期化は中のデータを全て消して、真っ白な原稿用紙の状態に戻すことです。間違って、消してはいけないデータを消さないように、十分注意してください。 B'sCrewのようなフォーマッターソフトでもできます。 実は私は今だにOS8.1なんですが、これだと、フロッピーはできるんですがMOのDOSフォーマットができません。値段も変わらないのでMOだけはDOSフォーマットしたものを買ってきます。 で、なにはともあれ、DOSフォーマットされたディスクが用意できたら、ＭａｃからＷｉｎへは、いつものように、HDからMOにファイルをドラッグしてきて、ファイル形式や拡張子に注意して名前をつけてあげれば、Ｗｉｎで開くことができます。 逆の場合にPC Exchangeが必要になります。 漢字トークですと、入ってないこともあるかもしれませんが、インストールすれば、ちゃんと使えますので、知り合いからでももらってきて、入れちゃいましょう。 PC Exchange、G４では、file Exchage という名前になっているのですが、それは、コントロールパネルに入っていますんで、とりあえず、on （入）にしてください。 それだけだと、ファイルを開こうとすると「どのアプリケーションで開きますか？」と聞いてくるかもしれませんが、アプリが分かっていれば、それを選択します。あるいは、アプリの方から開けば、開くファイルなら開きます。 **本日のポイント** Ｍａｃ/Ｗｉｎで、ディスクを介してデータのやり取りをする場合はDOSフォーマット（Ｗｉｎで初期化されたもの） のディスクにする。PC Exchange を入れて、Ｗｉｎディスクを読み込む。 |
ファッキントッシュ!X―MacOS Xマル禁ツール大全デジタルガイドブックス マカーズ(著) マガジンファイブ (2003/10) 全世界のMacユーザーが待ちに待ったフリーツール&テクニック大全。Safari集中強化やダウンローダー、ファイル交換やファイル共有、DVDコピーから画像整理法まで、OS Xを遊びつくすための全情報が集結! 目次 |
| 【補足05.9.16】
OSXだと‥‥そういえば、まだ見たことがなかったけど、どちらにしても、最近、開いたこともなくて、うちではあまり問題にもならなくなってしまったようです。受取るデータが、ネット経由かCDが中心になってしまったからでしょうね。ともあれ、問題が生じた時には、開いて設定してみると良いでしょう。 |
| PC Exchange はＷｉｎの拡張子に対して、どのアプリケーションでどういうファイルのタイプにするか、を設定することができます。「XXXXX.jpg」「XXXXX.gif」はフォトショップで開く、と決めておくといった具合です。
例えば、「XXXXX.ai」という拡張子のついているファイルはAdobe Illustratorのファイルですが、Illustratorで開くファイルでもいろいろな形式があります。それを細かく指定できるのです。 細かい話になりますが、フォトショップのブラシファイルとか、カラーパレットなど、いろいろ設定した書類などをＷｉｎからＭａｃに移動する場合、これらの書類は「XXXXX.psd」という書類ではありません。 ちなみに、Ｗｉｎのブラシ書類は「.ABR」という拡張子がついています。その書類をＭａｃで使おうという場合、アプリケーションをPhotoshop、書類のタイプを「8BBR」というタイプにすると、持ってきて使うことができます。このようなファイルはバージョンが違っても使うことができます。フォトショップ５.５Ｗｉｎで作ったブラシを５.０Ｍａｃで使うこともできるのです。 書類のタイプは普段見なれたアイコンのものを選べばいいのです。 MS Word の「XXXXX.doc」や「XXXXX.rtf」はIllustratorのTEXTにしておけばすんなりとIllustratorのアイコンを表示して、ダブルクリックでIllustratorを起動して開いてくれます。ただし、wordに関してはバージョンによってどうしても開かないものがありますので、それについては、WEB ページのリミックスを参照してください。 新しいものは「追加」ボタンから作成することもできます。追加ボタンを押すと、ダイアログボックスが出ますので、そこで、Ｗｉｎ書類の拡張子を入力し、ファイル選択画面から目的のアプリケーション本体を選択、その後、プルダウンメニューからアイコン（ファイルタイプ）を選択します。 Ｇ４に関しては、使い馴れていないのですが、基本的には同じですので細かいところは申し訳ないのですが、説明書を読んでみてください。 以上の要領でＷｉｎファイルも平気な顔をして読み込んでしまうＭａｃですが、多少、本当のＭａｃデータとは違うところがあります。 PCデータを開いて描き加えたりして保存しようとしても直接PCディスクへは書き込めないようなのです。最新のOSでは改善されているかもしれないのですが、もし「書き込めません」といわれたら、一旦HDに保存してからドラッグしてPCディスクに保存してください。 **本日のポイント** PC Exchange の設定
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MS‐DOSとコマンドプロンプト学習術―WindowsXP/2000からはじめる ユニゾン (著) ソシム(2003/06) MS-DOSとコマンドプロンプトの関係って、ちゃんと知っていますか? DOSコマンドプロンプトならではの便利操作とツールの活用をわかりやすく解説。MS-DOSとWindowsの操作をまとめて理解できる一冊。 目次 |
